銘板は紫外線の当たらない場所に

家電製品などの裏側を見ると、小さなラベルが貼り付けてあるのを見つけることができます。

それが銘板です。銘板にはメーカー名や製品の型番、そして製造年月日などが記載されています。ちょっと見ると目立たないラベルなのですが、実は非常に重要なラベルなのです。工業製品を考えるとき、製品が工場で作られるのは分かりますが、その時の材料や部品の仕様を調べなければならない場合があります。と言うのも、製品に不具合があった場合には材料や部品の状況を知らなければ、その場合のトラブルの原因が掴めない場合があるからです。

そして、その時に製造年月日が重要になるのです。そして、その情報が記載されているのが銘板であるのです。ところで、例えば家電製品などを室内に設置する時、窓際などに置かれる場合があります。そうすると製品の背面が屋外側に出る格好となり、背面に直射日光が当たる場合があります。その状態によっては製品の背面に貼り付けてあるラベル類の色が褪せてしまい、見にくくなる場合も考えられます。さて、このラベル類の色褪せは紫外線が主な原因となります。

紫外線はインクを劣化させてしまう作用があるので、結果的に表記が見にくくなるのです。そして、時には銘板の表記も見にくくなります。仮にこの表記が見えなくなった場合には、トラブルが発生した場合に製造年月日の特定が困難になります。そこで大切になるのが、銘板に紫外線を当たらないようにすることです。直射日光の当たる場所は避けることが重要になるので、製品の設置には場所に気を付けるようにすることが大切です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *